日本H回数世界最低“絶倫国家”ギリシャの3分の1

http://www.zakzak.co.jp/top/2005_11/t2005110926.html

世界水準記録の半分以下−。といっても、スポーツではなく、日本人のセックス回数が世界最低であることが、英国のコンドームメーカーの調査で明らかになった。中には日本人の3倍以上セックスし、不倫経験者が半数を超える情熱的な国も。日本人は、初体験は早いがセックスの回数は少ない“早熟型”傾向で、専門家は「セックスに消極的すぎる」と指摘している。

  【回数】

調査を行ったのは、コンドームのシェア世界一を誇る「デュレックス」。アフリカを除く、41カ国計31万7000人にアンケートした。

 それによると、回数で世界チャンピオンに輝いた“絶倫国家”はギリシャで年平均138回。以下、クロアチアの134回とセルビア・モンテネグロの128回と続く。昨年度の覇者、フランスは6位に転落したが、回数は120回と立派なものだった。

 日本人は45回で最下位。シンガポールの73回、インドの75回など、欧州に比べてアジアの諸国の頻度は少なかった。世界平均は103回で、20%の人が週に半分はセックスし、5%の人は毎日セックスしているというから恐れ入る。

 セックスレスや性疾患に詳しい日本家族計画協会の北村邦夫理事は、「セックスに消極的な日本人の姿が浮き彫りにされた。これを変えていく道は存在しないのか」と嘆き節だ。

  【初体験】

最も早く初体験を迎える国はアイスランドで15.6歳。高校1年の夏休みあたりでセックスをする計算だ。最も遅いインドでも19.8歳で、世界の大半の人が成人式前に初体験を済ませている。日本は17.2歳で、世界平均の17.3歳に比べてわずかに早く、アジアの中では最も早い。

  【不倫】

不倫については、22%が「経験がある」と回答した。トルコは58%、デンマークは46%で、まさに「不倫は文化」といわんばかりの数字。日本は21%だった。

  【バイブ】

23%の人がバイブレーターを使用したことがあると回答。国別ではオーストラリアが46%でトップ、アメリカ45%。バイブレーターの所有率が高いのは台湾で47%。次いでアメリカ、イギリスが43%。日本でも、4人に1人が所有しているという。

  【場所】

「寝室以外でのセックス場所」という調査では、車内が最も多く50%。トイレ39%、両親の寝室36%、公園31%。飛行機という猛者も2%いた。

 国別ではイタリア人の82%がカーセックス経験があり、アメリカ人の50%がトイレで、ブルガリア人の61%が両親の寝室でコトに及んでいる。アウトドアの人気が高いオーストラリアでは、「公園」と答えた人は54%にのぼった。

  【セフレ】

日本が世界平均を上回ったデータの1つは「セックスパートナーの数」で、世界平均の9人に対し、10.2人。不特定多数とセックスする傾向を示している。北村氏は「コンドームを使用しないでセックスを行ったことがある人が43%という数字もあり、結果として計画外の妊娠や性感染症の疾患を招いてしまった」と話している。

ZAKZAK 2005/11/09